2021/1/11 吉村知事「ガラスの天井」発言について

まず会見内容↓。

記者 : 4日の時点で「要請は不要だ」と考えを述べられておりましたが、それ以降に必要だと判断が変わった、検討に入られたタイミングはどの時点か?

吉村知事 : 560名に一挙にガラスの天井が突き抜けた瞬間と、そしてそれが翌日も600名を超えるだろう、という報告を受けた、ということが一つ。

もう一つは同じように首都圏、東京ですけども1400人を超える、という報道・事実があった。

これを踏まえた時に、これはステージが変わった、という風に判断をしました。

ちなみになぜ東京の数字を参考にするかというと、お互いに大都市性が非常に似ている、と。都市の特性・生活のあり方、感染が広がりやすい環境が似ている、ということが一つ。

もう一つは、コロナ前のデータとして、東京大阪間を一日約8万人の人が行き来する。これは和歌山大阪間の人の行き来より東京大阪間の方が数が多い。

つまり距離は離れているが、隣にあるのとほぼ変わらないような状況、というのが大阪と東京の関係。且つ、大都市性というものを考えた時に、東京都心で起きていることというのは、大阪でも十分に注意しないといけない。

という前提をもとに考えた時に、「ステージが変わった」という判断をしたところです。

https://togetter.com/li/1650093


この文脈で使用した「ガラスの天井」という言葉が、「意味が違う」と言って批判されている、という話ですね。


まず元々「ガラスの天井」とはどういう意味で使われているのか?

ガラスの天井(ガラスのてんじょう、英語glass ceiling)とは、資質・実績があっても女性やマイノリティを一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の障壁を指す。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95

まあ、上記のような意味で使われているのでしょうが、だからと言って、違う例えで使用してはいけない、という決まりはありません。


吉村知事本人はどういう意味で使用したのか?

知事の説明としてこの状況でこの表現を使用することに特に違和感は感じません。

 

現時点で使用されている言葉の意味と違う意味での例え・表現は許されないのでしょうか。そんなことはないでしょう。


批判している人たちの意見として、「ガラスの天井」という言葉を知らないのではないか?

「ガラスの天井」という言葉を知らないというのは、男女平等に対する意識が低いのではないか?

というものがあります。

 

 

 


何言ってるのかわからないですね笑


 

原義と違う表現が許されない、とする方が日本語の発展を大きく妨げるでしょうから、その発想の方が反日的と言えるのでは。

純粋に日本語の意味として考えた時に特に「おかしい、意味不明」ということでもないでしょう。

さらに「都構想一辺倒で、ここまで悪化させた」ということと今回の話は何の関係もありませんね(失笑)

もちろん「都構想一辺倒で、ここまで悪化させた」というのもあくまでこの人が勝手に言っていることですが。


 

「誤用」も「無学」もこの人が勝手に言ってるだけで、これが正しいかどうかも少し調べれば見えてくるでしょう。


 

この文脈で、本来の意味での「ガラスの天井」を用いるべきか、すらわからない弁護士に言われたくないでしょう笑

吉村知事が性差別に関心があるかどうかはこの発言一つで判断できることではないし、判断すべきでもないでしょう。当たり前ですね。

判断するこの人の姿勢の方が極めて短絡的、と言わざるを得ないですね。


 


そもそも本来の意味の「ガラスの天井」も、元々そんな言葉は無い状況で誰かが一番最初に初めて「ガラスの天井」と例えたわけでしょ。

元々存在しないところから新しい言葉を造るのは問題ないのか。

それと今回吉村知事が今回の状況を例えるのに「ガラスの天井」と表現したのと何が違うのだろうか。

元々ある言葉を使用するのはダメなのか。そんな決まりあるのか。

無いだろう笑

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