このページでは、ユーザーがテキストフィールドに入力したテキストを取得する方法を次のステップに沿って学びます。
- TextEditingControllerインスタンスを生成する。
- TextFieldウィジェットにTextEditingControllerインスタンスを設定する。(「設定する」とはTextFieldクラスのコンストラクタのパラメータにTextEditingControllerインスタンスを渡すことです。)
- テキストフィールドの現在値を表示する。
1.TextEditingControllerインスタンスを生成する。
ユーザーがテキストフィールドに入力したテキストを取得するために、TextEditingControllerインスタンスを生成し、TextFieldウィジェット・あるいはTextFormFieldウィジェットのプロパティに設定します(渡します)。
important:TextEditingControllerを使用し終えたら、disposeメソッドを呼び出しましょう。これによりもう使用しないオブジェクトがリソースを占有し続ける状況を避けることができます。
// カスタムのフォームウィジェット「MyCustomForm」クラスを宣言します。 class MyCustomForm extends StatefulWidget { @override _MyCustomFormState createState() => _MyCustomFormState(); } // 対応するStateクラスを定義する。 // このクラスがフォームのデータを保持する。 class _MyCustomFormState extends State<MyCustomForm> { // ↓text controllerを生成する。 //後にこのコントローラーを使用してテキストフィールドの現在の値を取得する。 final myController = TextEditingController(); @override void dispose()…