2019/2/4 遅延静的束縛

http://php.net/manual/ja/language.oop5.late-static-bindings.php

にある例2 static:: のシンプルな使用法を少しずつ変えて動きを見てみる。

<?php
declare(strict_types=1);
ini_set( 'display_errors', '1' );
error_reporting(E_ALL);

class A {
    public function who() {
        echo __CLASS__;
    }
    public function test() {
        static::who(); // これで、遅延静的束縛が行われます
	//$this->who();
    }
}

class B extends A {
    public 

2019/1/15 php laravel static::addGlobalScopeについて

ここ四日ほど止まっている原因、laravel入門のEloquentのグローバルスコープのところで、Personクラスのbootメソッド内に

static::addGlobalScope(){};

を記述する指示があり、この「static::」が何なのか。を考えていた。

PHPを愛する試み 〜self:: parent:: static:: および遅延静的束縛〜

おそらくだが、↑のstatic::部分の最初のサンプルコードの

C <———->Model

CC <———>Person

の対応関係で例えられるような気がする。↑の画像の通り。

ということで、入門本(p243)にある通り、Person.phpのbootメソッド中に

static::addGlobalScope(なんたらかんたら);

と書くことで、グローバルスコープが設定できる、ということ。

Personクラスの__constructは用意していないので、Personクラス生成時にModelクラスの__constructが呼び出される。

間に別のメソッドが入るが大まかに言うと、呼び出された__constructの中で

static::boot();

が実行されるのだが、この「static::」が何を指すか?ここで遅延静的束縛が使われていると思われる。

ここがselfでなくstaticなのでPersonクラスのbootメソッドが呼び出されるので、p243で加えたaddGlobalScopeによりグローバルスコープが設定される、的なことだと思われる。

selfを使うとselfが書かれているクラス、つまりModelクラスのbootメソッドが実行される、つまり期待する動きと違う、と。

static・遅延静的束縛を使えば期待通りの動きになりますね、みたいなことだと思う。違ったらもうわからん、知りません。

多分bootの中ある

static::addGlobalScope(なんたら);

のstaticもやはりPersonクラスを指す(間にあるstatic::boot()などはすっ飛ばして、直近の非転送コールはPersonの__construct呼び出し)ので、p243で記述したコードによりグローバルスコープが設定される、ということかと思われる。