Contents
What can we do better to improve Flutter? — Q2 2021 user survey results
最新のFlutterユーザー調査(13回目)が2021年5月に行われた。
Satisfaction(満足度)について
全体としては92%が満足と回答した(52%が「とても満足」、39%が「満足」)。
詳しくは下記のグラフ。
Open-ended questions(自由回答形式の質問)
(1)“Why are you dissatisfied with Flutter? Please share your reasons:”
Flutterのどこに不満を感じていますか?理由も教えてください。
(2)“Is there anything else you’d like to tell the Flutter team?”
Flutterチームに対して何か言いたいことはありますか?
Example 1: About the general developer experience
一般的な開発者体験に関して
Flutterユーザーからのフィードバックは
1,既存の問題の確認する
2,新しい領域への関心やアイデアを見つける
3,追加の情報やエビデンスの必要性を確認する
上記の事柄について有用である、と。
(Flutterチームが)Github isues、Redit、Stackoverflowなどで頻繁に見られるpain pointを確認した。
「メモリ消費」や「スキルアップ」に関してだが、他にもある。
これからも改善するが、現時点では
「スキルアップ」に関してはここを参照してください。
ラーニングセンターができたみたい、今日知った笑
「デスクトップやwebへの注力を減らしてその分mobile開発分野を増強してほしい」という要望も一部あったらしい。
検討する(デスクトップやwebへの注力を減らす、ということではなく、意見・要望として受け止める、という意味)とともに、なぜデスクトップやwebもやっているのかについて、丁寧に説明していきたい、とのこと。
特に「パフォーマンス」と「ドキュメント」に関しては(もちろん他の問題もだろうが)、Flutterチームは引き続きユーザーの声を求めていますよ、と。
意見を届けたい場合Githubのissuesタブを使ってください、と。
Example 2: About Flutter’s web support
2021年3月のFlutter2.0リリースにより、stableバージョンの欠如に関する不満の声が減った、と。
stableリリースでのwebに関する機能の多くが過去のアンケート・調査により生まれたので、ユーザーの声がFlutter webの開発に役立っていますよ、と。
2020年の調査で不満の15%がパフォーマンスやjankに関するものだった。
ということで、CanvasKitレンダーと同様にHTMLレンダーも優先して開発した。
他の15%は、「プラグインの不足」と「Google所有の主要サービス(Google Map,Firebase,)(のweb stableリリースでのサポート)」。
スクロールとテキストレンダリングについても要望があった。まだ必要な作業はあるが、対応は進んでいる、と。
webのルックアンドフィール、web専用widget、直感的なレスポンシブwidgetなどの要望があった、と。
SEOに関しての要望、RTL(Right To Left)テキストサポート、UXR調査への理解、
コードサイズ削減についての調べ方、などもあった、と。
調査への協力ありがとうございました。