https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000206493.html
経団連・中西宏明会長:「日本社会というのは、ちょっとそういう本音のところが正直言ってあるような気もしますし、こういうのをわっと取り上げるSNSっていうのは恐ろしいですね。炎上しますから」
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長による「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という発言を受け、中西会長は「コメントは差し控えたい」としながらも、このように述べました。
リンク先に動画があります。確かに言っています。
マスコミは「本音」という言葉をこぞって強調していますが、発言自体は、現時点での日本社会についての現状の客観的な評価としての発言のようにも聞こえます。
まあ、「日本社会」と言っても当然日本人全員がそう思っているわけではない。そんなことは当たり前ですね。
そういう意味で、その表現はどうなの?という指摘はあるとは思います。
ただ、こういう差別というのは、社会の中にそういう考え(ある程度差別容認)の人が少なからず存在すれば、結局社会全体としても「差別が存在する」ということになるでしょう。
結局差別問題については「現在・現状」と「未来、社会として目指すゴール」については分けて議論しないと、話が噛み合わずに建設的な議論になりにくいです。
社会として何かしら問題がある時に、まずその問題を客観的に正しく認識した上で対策を考える必要があるでしょう。まずそこがスタート地点。
今回の中西氏の発言は、その客観的な現状認識についての発言のような気がします。
仮に中西氏が
「現時点で日本には男女差別は全く存在しません。現在もそうですし、これからも男女差別はあり得ません。」
と言ったらどうなるでしょう。それはそれで、
「何言ってんだこいつは。経団連会長がこの認識、開いた口が塞がらない。」
というふうになるでしょう。
「結局どっちでも叩かれる、そういう意味でSNS恐ろしい」ということならある意味で真理を突いているのではないでしょうか笑
だからと言ってその発言を持って「この人も差別主義者」ということになるでしょうか。そうとは限らないでしょう。
少なくともこの発言だけでは何とも言えないでしょう。
この人に差別的な価値観が無いかどうかももちろん「わからない」ということですね。
この発言だけではわからない、ということ。
ただ一つ確実に言えることは、報道、ニュースもSNSも事実に基づいて発信・議論する必要がある、ということですね。はい。