2021/2/5 森喜朗会長釈明会見について

 

 

記者 : 今回の発言を受けて国内外の様々なメディアからたくさんの批判が上がりました。その中会長は辞任をするという考えは浮かんだんでしょうか。


森会長 : 辞任するという考えはありません。私は一生懸命こう献身的にお手伝いして、7年間やってきたわけですよね。

自分からどうしようと言う気持ちはありません。皆様が邪魔だと言われれば、まあおっしゃる通り、老害や粗大ゴミになったのかもしれませんから、そしたら掃いてもらえれば良いんじゃないですか。


記者 : IOCは、先ほど会長もおっしゃったようにオリンピックにおける男女平等を掲げています。

日本もそのジェンダーバランスを同じようにしていこうと努力されている中での発言だったんですけれども、大会のトップとして今後世界、国内はじめ世界にはどんな風に説明していきたいと(思いますか。)


森会長 : これ以上の事を申し上げてまた誤解が誤解を生むし、

必ずしも、いつも来てた皆さんとは違う方もおられて、よくわからないところもあるんですが、私は、組織委員会の理事会に出たわけじゃないんですよ。

JOCの理事会に名誉委員という立場だったから、そこで挨拶をしたんだと。

それも大会の前に挨拶してくれというのはプログラムにあったけれども、私は正式なあれじゃないから、後からお礼のつもりでご挨拶しますと言って、一番終わってからご挨拶させてもらったという。

私は自分なりに整理はしてたつもりです

でも組織委員会の理事会と一緒にしておられる方、特に外国は、

一緒にされるかもしれんですが、それは皆さんの報道の仕方だと思いますが。
JOCの評議委員会に出て、私は挨拶をした、ということです。
それは一つは、山下さんは、今度の改革は大変大きな改革で、JOCが人事の改革をするのは大変な苦労をして、最初から理事会では相当な突き上げをくらって、難航しておられる、と。そういう相談があったものですから、頑張れ頑張れと言って後押しをして来ました。
ですから、山下さんの最初の大きな仕事としては、最も成功してもらわなければならんところ、そこが人事のところでしたから。
そのことがよくできたということを私は評価し、山下さんにお礼を申し上げるということで、そこで発言をしていたんです。
ですが、まあ、政府から来ているガバナンスに対しては、あまり数字のところにこだわると、なかなか運営が難しくなって行きますよ、という。
そういう中で、私の知っている理事会の話を引用して、ああいう発言になった、ということです。

 


日刊ゲンダイ記者:

女性のお話が長いというご発言についてはラグビー協会の特定の女性理事を念頭に置いたものではなかったんでしょうか。

森会長 : 一切頭にありませんし、ラグビー協会の理事会で誰が、どういう人が理事で、誰が話したか、ということについては一切知りません。


日刊ゲンダイ記者:

もう一問お伺いします。発言についてですね、 ioc からまあ、その真偽のお問い合わせ等々ございましたでしょうか。


森会長 : 私はわかりませんが、まあ職員は毎日毎日、


TBSの記者 :

会長は国民から理解を得られる大会の開催を、とずっとおっしゃっておりました。ですがこの、オリンピックの理念に反するような発言であったと、思いますが、

ご自身が何らかの形で責任を取らないということが逆に開催の批判を強めて
しまうものではないかと思うのですが、どうお考えでしょうか。

森会長 :
それはご心配頂いた、ということであればありがとうございます。しかし今あなたがおっしゃった通りのことを最初に申し上げたじゃないですか。
誤解を生んではいけないので撤回します、と申し上げました。
オリンピックの精神に反すると思うから、と、そう申し上げた。

TBSの記者 :
女性登用について、会長の基本的なお考えを伺いたいんですけれども、
会長はそもそも多様性のある社会を求めている、という訳ではなくて、
ただ文科省がうるさいから、そういう登用の規定が定められている、という、そういう認識でいらっしゃるんでしょうか。

森会長 :
いや、そういう認識じゃありません。女性と男性しかいないんですから、もちろん両性というのもありますけども。
どなたが選ばれても良いと思いますが、あまり僕は数字にこだわって、何名までにしなければいけない、というのは標準でしょうけどもね、それにあんまりこだわって無理なことをなさらない方が良いな、ということを言いたかった訳です。

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